本日もやって参りました！

なめぱらキッズの強い味方、『なめこ文學全集』の最新エピソードをご紹介する時間ですよ☆



「夏休みの宿題は最終日にやる派です！」なんてあなたもこれで安心！
"なめこ文學全集"を学んで夏休みの強敵、読書感想文をパパッとクリアしちゃいましょう！

本日取り上げるのは「よだかの星」です！！
『なめこ文學全集』ではもう常連（？）の宮沢賢治作品。
「セロ弾きのゴーシュ」「注文の多い料理店」「やまなし」「銀河鉄道の夜」に続く5作品目ですね。

それでは早速ご覧いただきましょう。

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「よだかの星」の主人公はその名の通り「よだか」。

▼実物の「よだか（ヨタカ）」こんな感じ。(画像はWikipediaより引用)


作中では「よだか」と言われていますが、正式名称は「ヨタカ」なのでご注意を。
鳥綱ヨタカ目ヨタカ科ヨタカ属のユニークな鳥で、その容姿はお世辞にも美しいとは言えないのだそうな。
（鷹とついてるのにタカの仲間ではないんですね）


そんな「よだか」を演じるのは"ふくろなめこ"。
丸みを帯びてぼてっとしている感じがどことなく似ている...！？

▼"ところどころ味噌をつけたようにまだら..."、"足はまるでよぼよぼ"等と酷い言われようです。



醜い風貌で名高い「よだか」さん。
その見た目のせいで本来仲間であるはずの鳥たちに嫌われています。

しかし一方で、よだかの弟たちは美しい鳥ばかり...。

▼よだかの弟であるかわせみはペンギンなめこ、蜂すずめはレインボーなめこが熱演します。



美しい弟と比べられる醜いよだか...。

▼容赦ないバッシングを浴びる「よだか」...。



--※注目ポイントその1※--
ここで注目してほしいのはフォアグラなめこ。
見事なまでにイヤ〜な役に徹した彼（彼女？）の勇姿をご覧あれ！
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この悪〜い顔...！！


図鑑ではどこか気の抜けた顔が魅力のフォアグラなめこが一変！
この表情豊かななめここそ、「なめこ文學全集」の魅力の一つなのです！

▼迫害を受ける「よだか」の悲しむ姿に涙を隠せません。







さて、理不尽な迫害を受けて悲しい思いをしている「よだか」。
そもそも「よだか」という名前は風を切って空を翔ける姿、するどい鳴き声が勇ましい「鷹」に似ているからついた名だったのですが...




「鷹」はこれを快く思ってはいません。
しまいには「名前を変えなければつかみ殺す」と脅してくるという暴挙にでます。


--※注目ポイントその２※--
最大の天敵(!?)鷹を演じるのは「天狗」！
その表情は悪役らしい迫力を魅せつつ、ゆるさを失わない究極のバランス...！
ここに、悪役までもが愛らしい『なめこ文學全集』ワールドの真髄があるのです！！
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何も悪くないのに責められ続ける「よだか」・・・。
その心境を思うと、涙ナシでは先には進めません...！！






「よだか」は自分の名を守るため、故郷を捨てる覚悟を決めるのです。

▼弟との別れ...(!?)