「なめこ文學全集」に森鴎外の「高瀬舟」が登場!デンシバーズで無料配信中
2016.8.10注目ネタ
今月もこの時間がやって参りました!
そう、『なめこ文學全集』の最新話をご紹介する時間ですよ!!
森鴎外といえば、なめこ文學にて以前に「舞姫」が取り上げられていました。
教科書でも常連の代表作『舞姫』は"雅文体"という平安時代の言葉をもとにした文体で書かれています。
そのため、同氏の作品=難解という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
そこでおすすめしたいのが今回ご紹介する「高瀬舟」!
本作は口語調で書かれており、登場人物も少ないため、同氏の作品のなかでも比較的読みやすくなっています。
森鴎外の作品の入り口にするにもうってつけですし、以前に断念してしまった人でもイメージが変わるかもしれませんよ♪
今すぐ『高瀬舟』を読みたい方はこちらからどうぞ
高瀬舟|なめこ文學全集
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さて、それでは本作の物語を追っていきましょう。

表題ともなっている「高瀬舟」は、京都の「高瀬川」を上下する小舟のこと。
徳川時代に「島流し」の刑になった罪人を運ぶ役割を果たしていました。
ある日、そんな高瀬舟に乗せられた「喜助(なめこ)」。

そしてその罪人を運ぶ役目を仰せつかった同心(=下級武士の役職)である「羽田庄兵衛(将軍なめこ)」。

この2人によって物語は進んでいきます。

庄兵衛は、喜助の罪人とは思えぬ不思議な雰囲気に疑問を持っていました。

とうとう我慢できなくなった庄兵衛は、その心中を尋ねるのです。

すると、喜助からは思いもよらぬ切ない返答が...!
「島へ往くということは外の人には悲しいことでございましょう。
しかしそれは世間で楽をしていた人だからでございます」

なんともグサッとくるお言葉。
それまでの喜助の苦労が伺えます...。
▼苦労話の最中ですが、ここでの注目点は「NP」と書かれた小銭と迫力満点のアスリートなめこです(左上)。

▼本来人の欲は尽きることがありませんが、喜助は僅かなお金にも嬉しそう。

その欲のない謙虚な姿は、なめぱらスタッフの心だけでなく、庄兵衛の心にも深く突き刺さった模様。
そこで、喜助が起こした事件の真相を尋ねるのです。

喜助が語る、切ない兄弟の物語...

その結末は...

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