新しいなめこぱらだいすはこちらをクリック!

NAMEKO Official WebSite なめこパラダイス

COUNTRY

注目ネタ

2015.9.14

歴史を超えて伝わる姉弟愛!!なめこ文学全集最新話『君死にたまふことなかれ』


本日もやってまいりました!!

毎度おなじみ『なめこ文學全集』の最新エピソードをご紹介する時間ですよ!!全員集合ー!

0430oshirase_bungaku.jpg


本日取り上げるのは与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」

▼ちなみに読み方は「きみ しにたもうこと なかれ」
150915_kimisi_019.png

この作品は今から100年以上も前に詠まれた詩です。
テンポの良い七五調に乗せて、切々と語りかけるその詩は時が流れた今もなお我々の心に訴えかけるものがあります。

大変有名な詩でありながら、実は国語ではなく歴史の授業で題材にされることが多いこちらの作品。

「昔の言葉遣いが難しくて意味がわからなかった...」

という方や、これから教科書で読むキッズたちは注目!

そんな歴史的作品を、わかりやすく親しみやすくお届けするのが「なめこ文學全集」なのです!

というわけで...本日のなめぱらでは作品のあらすじから離れて、改めて「なめこ文學全集」ならではの楽しみ方をスタッフがご紹介します!

原作に忠実な世界観構成はもちろん、細かいところに散りばめられた小鳩先生の心遣いに注目ですよ!

とりあえず先に読んでみる!という方はこちらからどうぞ。


--------------------------------------------

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像皆様ご機嫌うるわしゅう。

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像"「なめこ文學全集」ならではの楽しみ方を紹介するスタッフ"ことM本です。

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像「なめこ文學マスター(自称)」の私が、皆様を更に深い「なめこ文學全集」の世界へお連れいたしま〜す!




《お楽しみポイント1:なめこの表情を見る》


DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像"あゝ をとうとよ 君を泣く"
DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像"君死にたまふことなかれ"
150915_kimisi_01.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像...という有名な一説で始まるこの詩は、作者の与謝野晶子が日露戦争によって戦地に送られた弟を思ってつづった作品です。

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像姉・与謝野晶子を演じるのはヤドカリなめこさん。
150915_kimisi_012.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像ってあらやだ!どうして泣いてるのヤドカリなめこさん!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像(M本ですら自画像が一枚DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像しかなくて泣いたことないのに!!)

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像そしてこっちではなめこ(夜の雲海バージョン)が険しい顔をしている...。
150915_kimisi_021.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像なるほど、わかったぞ!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像つまりこれは晶子が戦地で戦う弟を思って悲しんでいる場面なんだ!!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像冒頭の一節は「ああ弟よ、私はあなたを想って泣いています。あなたよ、死なないでください」という意味ですねきっと!!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像現代語訳がつかなくても、イラストを眺めるだけで詩の内容を感じ取れるのが「なめこ文學全集」のいいところですね。

▼戦地にいる弟に「死なないで」と願う晶子
150915_kimisi_01.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像なめこの緊迫した表情がまた臨場感を増して胸が痛い...。

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像彼女らはどんな思いで戦地へ送り、彼らはどんな思いで戦地へ赴いたのでしょうか...。





《お楽しみポイント2:配役を見る》


DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像そういえば、戦地へ赴く弟をなめこを「NEOなめこ栽培キット」の「夜の雲海バージョン」が演じてるのは納得だけど

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像どうして主役をヤドカリなめこが演じているんだろう...??

▼特に主役のオーラは感じられませんが...
150915_kimisi_05.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像.........。

150915_kimisi_08.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像はっ、わかった!!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像ヤドカリなめこ(貝無し)の頭が与謝野晶子の別作品『みだれ髪』を連想させるからじゃないですかね!?
※これはM本の憶測であり、決して作者・小鳩まり先生の真意を示すものではございません。

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像ちなみに髪がみだれていることを「与謝野る」というそうですよ。聞いたことないけど

▼頭の貝を脱いだ晶子。頭上の物体も与謝野っている...!?
150915_kimisi_015.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像「なめこ文學全集」は配役に定評があることは皆様ご存知の通り。

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像一つ一つの配役に作者の深〜い意図が込められているのであります!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像それを想像したり、原作を読んで気がついたりするのも面白いわけですよ〜!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像本作でもブライダルなめこは「戦地に行った弟のお嫁さん」を演じていたり、

150915_kimisi_018.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像晶子の実家が「駿河屋」という和菓子屋を営んでいたことから「三ツ星なめこ」が父役を演じていたりと、

150915_kimisi_022.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像全てにちゃーんと意味があるんです!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像ちなみに晶子の母はダンデなめこが演じているのですが

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像その理由も後半で明らかに...!!

▼なぜ、母がダンデなめこなのかは本編を読んでね!
150915_kimisi_013.png




《お楽しみポイント3:共存する世界観》


DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像冒頭から「弟よ死なないでください」と

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像戦争の悲惨さを物語る今作品。

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像普段の平和ななめこの世界観とはかけ離れた表現に驚かれた方も多いのではないでしょうか...!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像そんなハードルをも超えていくのが「なめこ文學」!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像それを表す場面としてM本のお気に入りがコチラ。

▼弟に思いを馳せる晶子。
150915_kimisi_014.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像詩の中で3度目となる「君死にたまふことなかれ」。

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像何度も何度も訴えかける晶子の言葉からは強い悲しみ、はたまた怒り...様々な負の感情が溢れてきますが、

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像「なめこ文學全集」では悲しいけれどどこか優しい、やわらかい印象も感じ取れます。


DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像そんないつでもどこでもヌルっとしているなめこが私は好きです。

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像そしてもう一つ。

▼戦地で戦う弟を描写した場面。
150915_kimisi_06.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像ここでのお気に入りはなめリョーシカ(「NEOなめこ栽培キット」テーマ「なめこ大サーカス」バージョン)。

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像題材が日露戦争ということで、なめリョーシカはロシア側の兵隊役ということになるのですが...

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像剣で刺されているかと思いきや、「黒ひげ危機一髪」を思わせる構造でカバーするこの発想!

150915_kimisi_016.png

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像遊び心を感じますし、極力なめこを傷つけない配慮が読者としても嬉しい!


--------------


DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像と、いうわけで!!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像ざっと3つのポイントをご紹介させていただきました!

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像本日ご紹介した視点を意識して「なめこ文學全集」をお楽しみいただくと

DSC_6840.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像今までにない発見があるかもしれませんね☆


--------------------------------------------

M本がご紹介した3つのポイント、いかがでしたでしょうか。

本日は私なりの楽しみ方をご紹介させていただきましたが、こちらはほんの一例です。
ストーリーを楽しむも良し、イラストで楽しむも良し、なめこを愛でるも良し、皆さんそれぞれの方法で「なめこ文學」を楽しんでくださいね♪

"なめこの文學"を楽しみつつ、改めて偉人が残した作品と向き合う機会にしていただければ幸いです。

本日ご紹介した作品はデンシバーズにて無料配信中!!
要チェックです!!

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  

君死にたまふことなかれ|なめこ文學全集

▼デンシバーズはこちらから
0430oshirase_bungaku.jpg




-----------
好評発売中の「なめこ文學全集」もヨロシクネ☆
----------


「なめこ文學全集 ザ・ワールド 不思議の国のアリス編」

150721_alice.png

Amazon

エルパカBOOKS

7net

楽天ブックス

TSUTAYA online


---------
既刊も要チェック!
---------


141121_namekobungaku04.jpg
なめこ文學全集 ザ・ワールド なめこでわかる世界名作文学 雪の女王編
エルパカBOOKS
アマゾン


bunngaku04_h1.jpg
なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学④
エルパカBOOKS
アマゾン


140428_bungaku03_h.jpg
なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学③
エルパカBOOKS
アマゾン

140428_bungaku02_h.jpg
なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学②
エルパカBOOKS
アマゾン

140428_bungaku01_h.jpg
なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学①
エルパカBOOKS
アマゾン

なめこ情報局の最新記事

Page Top