「んふんふ喫茶Je t'aime(ジュテーム)」･･･

それは伝説の生物"なめこ"がマスターを務める喫茶店。

ビーワークス社内に存在しながら誰ひとり所在地を知らないというこの店は、出会えば大切な探し物が見つかるという不思議な噂があるらしい...




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「う〜、さぶさぶ...」




「今日は身も心も冷えるな〜」




肩を震わせながらやってきたのはダンボールなめこ。
どうやら上着を忘れてしまったらしく、両腕を鳥肌まみれにして付近を徘徊していたようだ。



「何か温かい飲み物でもあれば...」




「ん！？」




「こ、これは...!!」




「んふんふ喫茶...Je t'aime（ジュテーム）!!!」




「...と、書いてある。」




「こんなところに喫茶店なんてあったかな...」




見るからに怪しげな喫茶店。
しかし季節外れの生腕を晒しているダンなめ、一刻も早く暖を取らなければ凍死も免れない。
彼は思い切って「ジュテーム」の扉を開いた。


「すみませーん...」




いらっしゃいませ




「あ、あれは...！！」




「な、なめこ...っ！？」




マスターとお知り合いなんですか？




「マスター！？このなめこが！？」




んふんふ〜




今日は冷えますから、どうぞゆっくりしていってください。




「いやでも...」




こちらなめこ特製ブレンドになります。




店員に促されるまま着席すると、オーダーも取っていないのに「なめこ特製ブレンド」なる飲み物が運ばれてきた。



「（こ...これは...！！）」




「（飲み物なのか...！？）」

※大変ショッキングなビジュアルのため、解像度を落として掲載しております。



コレを飲んで体は温まるのであろうか、そもそも飲んでも大丈夫なブツなのか。
ていうかなめこが経営する店って大丈夫なのか...。
さまざまな思いが交錯する中、ダンなめは意を決してカップをあおった。



「ええーい、据え膳食わぬはなめこの恥よ！！」グビッ





「い、癒される...っ！！」




見た目はちょっとかなりアレな感じだが、お味はなかなかいけるようだ。
ビター＆スイートな味わいと芳醇に香るアロマが「上質を知る男」ダンボールなめこの官能を揺さぶる。



「それにこのマグカップがいい！！」




「温かみのある手描きテイストのイラストとマットな風合い、眺めているだけでホッとする...！」




「う〜ん、これはいい店を見つけたぞ」




「更にカップを持ち上げると目に入るコースターにさえ気配りが行き届いている...」




「温かさが身体全体へ染み渡ってゆくようだ...」




（日頃の忙しさにかまけて忘れていた、心の安らぎを感じるぜ）




（オイラの仕事はなめこ栽培家の皆さんへ癒しを提供すること。
日々の業務に追われて忘れていた原点をマスターは...なめこは思い出させてくれたんだ）






「なめこ...いや、なめこ師匠！」




「オイラを弟子にしてくださいいいい！！」



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う〜、今日も寒いなぁ。」




..ん？"んふんふ喫茶Je t'aime（ジュテーム）"...！？




「すみませ〜ん」




「いらっしゃいませ。」




「んふんふ喫茶Je t'aimeへようこそ！」




んふんふ...（どうやら彼も...）




「（ﾆｯｺﾘ）」



（完）



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本記事で使用しているマグカップとコースターは11月14日から「なめこ市場 東京本店」に登場します。
お見逃しなく♪


【新商品】マグカップ

＜発売日＞11月14日発売予定
＜価格＞1,500円（税込）
＜お取り扱い＞なめこ市場 東京本店、ゴリランド
※ゴリランドでの発売はなめこ市場の約1週間後


【キャンペーン】特製コースター

配布期間：11月14日（土）〜なくなり次第終了
対象：なめこ市場で商品をお買い上げの方（商品の指定はございません）
※1回のお会計につき1枚をプレゼントします。