2016.1.28
なめこ中国進出ということで発表会に行ったら、ダンなめまで中国進出してしまった件@北京
〜前回のあらすじ〜
なめこが中国の企業と提携したので北京に行ってきました。
(過去記事)なめこ中国進出ということで発表会に行ってきました@北京
ーーーーーー
北京に到着したその夜、会食の席で急遽決まった「ダンなめの中国デビュー(頭部のみ)」。
期待と不安を抱きながら運命の発表会の日を迎えました。
早る気持ちを鎮めるため北京市民が集う公園に散歩に繰り出すことにしました。
そこには「景山」という築山があり、"北京市を一望できるビュースポット"として有名なんだとか。
起き抜けの体に鞭打ってようやく頂上に到着!!(頂上にはお堂がありました)
眼下には紫禁城が。たしかに素晴らしい眺めです。
景山を下りると「北京市民が集う公園」らしく、そこかしこで軽やかな音楽に乗せて体を動かすマダム達が大勢いらっしゃいました。
劉さん曰く「太極拳はおばあちゃんがやるもので、今時の人はやりたがらない」そう。
日本でいうところの「老人のゲートボール離れ」的なやつだと思います。
でも「野外で集まって」「音楽にあわせて」「体を動かす」ことは皆様お好きのようで、この動画以外にも
・歌謡曲にあわせてバドミントンを使ったエクササイズを舞う集団
・森の中で爆音を流しながら社交ダンスを踊る老夫婦
・景山中腹の東屋で京劇のセリフを延々と吟じるオヤジ(傍らに胡弓を弾くオヤジ付き)
など、個性溢れる布陣で日本から来た我々を驚かせてくれました。
まあ、本人達は別に我々を驚かせるためにやっているわけではありませんが。
お互いのグループや他人の視線を一切気にすることなく、自分たちの行動を貫く姿勢に中国式個人主義の真髄を見たきがしました。
(初日に車が絶対道を譲らないでクラクション鳴らしまくってる様子を見てその実感はありましたが)
いよいよ発表会の受付時間となり、我々は今回の出張のメインイベントが開催される「北京市民民族文化交流センター」へと急ぎました。
会場の雰囲気は企業の発表会というよりもアーティストのライブのような印象。
(実際、会場自体もライブハウスっぽい造りのスペースでした)
「創 計画(Plan Creative)」って読むのかな...
「Youku Tudouアニメ戦略発表会」って書いてあるのかな...
なんて考えているうちに発表会が始まってしまいました。
まずはYouku TudouのCEO(若い!)によるプレゼン。
2016年にYouku Tudouが展開するアニメビジネスの戦略や展望が語られている模様です。
もちろん中国語なので内容は一切わかりません。
いつなめこが出るのか、そもそもなめこ以外にどんな発表があるのかよく分からないままプログラムはどんどん進行...
...ってゆーか...
...日本のアニメって...
...やっぱり海外ですごく人気があるんだなー...
...と率直に思わずにはいられない内容が続きます。
Youku Tudouではこれら日本のアニメ作品の中国における配信について、日本企業と正式ライセンスを結んでビジネスを展開しているとのことです。
なめこのアプリ配信についての提携もその一環だったというわけです。
感心しながら発表を聞いていると...
あっ!!
昨夜「ダンなめを貸してくれ」と言ってきた李さんが現れました!!
胸には...なめこ!!
これはいよいよなめこの発表が始まるのか!?
...と思いきやまだ他作品紹介のターン。
ン?
ンンン?
なんかいるー!!!!!
舞台袖で蠢く謎の物体を捕捉し、河合さんの横顔も心無しか緊張の色が濃くなっているようで。
いやーさすがの河合さんもこんな大舞台さぞやプレッシャーを感じているのでしょう。
ただでさえ人が何百人もいて、その上海外だし、いつ自分の番が回ってくるかもわからないというのに。
大変だなー、っていうかマジでいつになったらなめこ来るんだろう。
...って余計なこと考えてたら、いきなりなめこのターンキターーーーー!!
そしてまさかの後ろ向きwwwwwwwなぜwwwwwwww
てか李さんかぶらずに司会のお姉さんがかぶってるww
それはありなんでしょうか笑
李さんは昨夜私(ダンなめ)に約束してくれました。
明日、ダンボールなめこをかぶって発表をすると。
いや、いいんです。分かります。
だってダンボールなめこ(の頭部)かぶったまま発表するのはツラいですもの。
慣れないと転んだりしますしね。
おそらく当日、現実的な判断がなされて司会のお姉さんにかぶらせることにしたのでしょう。
とにかくダンボールなめこの中国デビューはこうして果たされたのです。
やったぜ。
あれ?
まだ当のなめこと、
河合さんはステージに呼ばれてない...。
なんと
「なめこ中国進出」の発表会で
中国メディアに向けて最初にお披露目された「なめこのコンテンツ」は
ダンボールなめこになってしまいました。
本当にありがとうございました。
その後、「なめこの原作者」として河合さんの名前が呼ばれステージに。
テンパった李さんが事前の打合せと全く違う質問をしてしまい、通訳さんをも巻き込んでステージの時間が止まるというほのぼのハプニングも発生。
なおこの間もダンなめは後ろを向き続けるという高難度のパフォーマンスを披露。
そして満を持してあの方がステージへ...
「なめこのうた」を会場全体に響き渡らせながら
なめこさんは渾身のダンスを披露。
フルコーラスを踊り切りました!!
最後は発表会でステージにあがった皆さんと記念撮影。
河合さんはちゃっかりセンターをキープし、YoukuのCEOとスタジオぴえろの社長さんに挟まれるというミラクルを演出してくれました。
こうしてすべてのミッションが終了!!
「なめこ中国進出」の第一歩を自らの目で確かめてくることができました!!
なめこの中国での展開はまだスタートしていませんが、これからどんどん続報を出していけるようにがんばります。
また中国以外の台湾、香港、韓国でも引き続き展開してまいりますのでそちらもぜひご期待ください!!
んふんふ!!(再见!!)
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