「なめこ文學全集」に泉鏡花の戯曲作品「夜叉ケ池」が登場！デンシバーズで無料配信中

2016.3. 7

「なめこ文學全集」に泉鏡花の戯曲作品「夜叉ケ池」が登場！デンシバーズで無料配信中

今月もこの時間がやって参りました！

毎度おなじみ『なめこ文學全集』の最新話をご紹介する時間ですよ！！

本日ご紹介するのは明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家泉鏡花の戯曲作品『夜叉ケ池』！
"泉鏡花"と聞けば花のように芳しい女性作家を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかしながら"鏡花"はペンネーム、本名は"鏡太郎"という歴とした男性作家です。

名前からしては予想外にも、妖怪などの怪奇物を好んで描いたとされる泉鏡花。
日常的には考えられない存在を通して彼が描きたかったものは何なのか...

幻想文学の先駆者として評価される泉鏡花の心情を想像しながら、その独特な世界観をお楽しみください♪

今すぐ『夜叉ケ池』を読みたい方はこちらからどうぞ
夜叉ケ池｜なめこ文學全集

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ある日、三国嶽の麓の里で"百合"という美しい女性と出会った山沢学円。

▼そう、誰が何と言おうと彼は「山沢学円（文学士&教授&坊主）」

▼美しい人妻"百合"を熱演するのは雪女でございます。

激しい日照りにより水不足にも関わらず、水を汲みにこない村人たちを不審がる学円。
その理由は山奥にある「夜叉ケ池」に竜が住むとされ、村人はそれを恐れているというのです。

世間話をしていると、そこに百合の旦那と思しき男性が。
それを見た学円は愕然としました。

なんと、"百合の旦那"として姿を現したのは、行方知れずになっていた親友・「荻原晃」だったのです！

▼まさに最初からクライマックス！！

めでたしめでたし！

.........はい、もちろんそんなわけありません。

これは物語の序章に過ぎませんでした。
「荻原」が鐘撞夫（かねつき）として生活する理由は、そのまた昔、人とあやかしが結んだ約定にあったのです。

人とあやかしが結んだ約定、そしてその先にある運命とは...

ぜひデンシバーズでご確認ください！

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「夜叉ケ池」｜なめこ文學全集

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