これは「なめこの原木栽培オーナーに、俺はなる!」と世界の中心(港区高輪)でなめこ愛を叫んだダンボールなめこを追う実録ドキュメンタリーである。
(過去記事)
#1 どうしようもない僕になめこの原木栽培オーナーになる道が降りてきた(前編)
#2 どうしようもない僕になめこの原木栽培オーナーになる道が降りてきた(後編)
#3 どうしようもない僕がなめこの原木栽培オーナーになった日
#4 会社の金で下呂温泉に行くことを夢見るどうしようもない僕
#5 なめこの国から'19夏「んふんふ(夏以外の画像もあります)」
#6 栽培家直伝!「原木なめこ」の下ごしらえと美味しい食べ方
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「んふんふ!!(どいたどいた!!)」どてどてどて
「んふんふ!!(ついに届いたんだよ!!)」どてどてどて
「んふんふ!!(例のブツが!!)」どてどてどて
「んふんふっ!!(ダンなめ宛てにっ!!)」
どん!!
どん!!
「きたかっ・・・!!」ガタッ
苦節8年・・・。
ついにダンボールなめこの「原木なめこのオーナーになる」という夢が叶ったのです。
原木栽培に失敗し、菌床栽培に失敗し、すべてのなめこ栽培に見放されたダンなめに残された最後の希望。
ダンなめがオーナーとなった原木で栽培、収穫されたなめこが今その手に抱かれました。
「え〜というわけでですね」
「早速、開封の儀とまいりましょう!!」
「んふんふ〜(まいりましょ〜)」
「オーップン!!」
「ん・・・んふんふッッッ!!!!!!(か・・・輝いているッッッ!!!!!!)」
「見よこの肉厚ボディッッッ!!!!!」
「そしてこの香りッッッ!!!!」
「小さい頃毎年秋になると山できのこ狩りに連れ出されてたんだけど、そのとき食べた天然きのこと同じ香りがする。独特の味がするなと思っていたんだけど、あれは自然の中で育ったきのこにしか出せない香りだったんだ。今考えるととてもぜいたくな体験をしていたんだな。大人になって改めて原木なめこに触れて、そんなことを思い出したよ」
「んふんふ(めっちゃ語り出した)」
「売り物にできるようなきのこの原木栽培はとてつもない時間と手間暇がかかっていると思うんだ」
「虫食いや天候といったアクシデントにも気を配りながら、こうして立派な原木なめこを育てている樹楽里さんはすごいね」
「いやあ、いいもん見させてもらいました」
「んふんふ!!!(しまわないで!!!)」
「んふんふ!!(せっかくだからBEEWORKS GAMESのみんなにおすそ分けして食べ比べしようよ!!)」
「やだ、小生やだ!」
「だってこれ経費じゃなくて自費で買っt・・・」
「んふんふ。(「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。(ルカの福音書6章38節)」)」
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悔い改めたダンボールなめこによって、4パックの原木なめこは4つの家々に旅立ちました。
【ダンなめの家】
どっさりきのこ鍋
【インスタなめこの家】
なめこのみぞれ鍋(レシピ)
【Fさんの家】
なめこのイタリアンサラダ(レシピ)&なめこと牛肉のにんにく醤油炒め
【Yさんの家】
味噌煮込みうどんとなめこ餡かけ揚げ出し豆腐
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こうしてダンボールなめこによって(間接的に)栽培された原木なめこは、それぞれの食卓でスタッフが美味しくいただきました。
今年の原木なめこの出荷はもう終了してしまいましたが、 来年もukkaで事前の予約販売を行う予定だそうです。
他にも旬の食材が並んでいますので、見てみてください!!
原木育ちの肉厚食感!強いぬめりが旨さの証「ジャンボ原木なめこ」 | 旬の産直お取り寄せ通販 ukka(ウッカ)
https://ukka.green/products/256
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「はい、というわけで」
「約1年にわたりお送りしてきた「原木なめこオーナー」の企画いかがでしたでしょうか」
「無事原木なめこが届き、みんなで美味しくいただいたところで、めでたく最終回となります」
「今年原木なめこをご賞味いただいた方もそうじゃない方も、原木なめこの虜になってくれたかと思います」
「引き続きなめこ業界の片隅に携わる者としてなめこ産業の振興に貢献していく所存ですので、今後ともご高配たまわりますようお願い申し上げます!!」
「んふんふ(いやいやいや)」
「んふんふ(まだ終わりじゃないよ)
「え?」
「んふんふ(お兄ちゃん帰って来てない)
「あっ!!!」
↓お兄ちゃん(とおじいちゃん)
「んふんふ(正直、帰りたくないと思ってそうだけど)」
「どうすんだろ・・・マジで」
下呂の自然に囲まれ、優しいホストファミリーの元で暮らすなめこ(兄)!!控えめに言ってコンクリートジャングル・東京に戻るメリットは皆無だが、果たして彼はビーワークスのオフィスに帰ってくるのか!?
次回、ほんとにほんとの最終回!!